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 チームオーナーのウェイン・テイラーは、「我々のGTPプログラムは、浮き沈みの激しい週末だった。10号車と40号車のドライバーは、どちらも素晴らしい仕事をしてくれた」とレースウイークを振り返る。

「可夢偉が40号車でレースをリードしたときは、本当に感動的だった。彼は決して、間違ったところを走らなかった。10号車は、タイヤの問題とバランスに苦しみ始めた」

「レースの早い段階で40号車が事故に遭ったことは、本当に悲痛なことだった。だが、こういったことは起こるものだ。我々のドライバーとクルーは、最善を尽くし、決して諦めなかった。端的に言えば、我々にとって良い週末ではなかった。まったくね。我々は、計画を練り直し、今あるものでペースを上げ、物事をうまく進める方法を考えなければならない」

 2019、2020年以来の3度目のデイトナ制覇を狙っていた可夢偉はレース後、WTRのプレスリリースを通じて次のようなコメントを残している。

「残念ながら、リスタート後にルイがクラッシュしました。クラッシュはかなり大きかったのですが、ルイが無事だったので、その点はよかったです」

「僕らのレースはかなり良かったのですが、残念ながら完走することができませんでした」

「急なことにも関わらず、全員が一生懸命に働き、2台のキャデラックでデイトナに入ることができました。もちろん、我々のキャデラックでの経験はまだ不足していますが、皆で協力し合い、週末が進むにつれてクルマは強くなっていきました」

キャデラックVシリーズ.R
スタート前セレモニーに臨む40号車キャデラックVシリーズ.R。エントリーするドライバーの国籍に合わせた国旗が掲げられる

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