ACOフランス西部自動車クラブは、水素を燃料として利用するレーシングカーの研究を行う“ミッションH24”イニシアチブの『H24EVO』プロトタイプが、使用する水素を気体状態のものから液体水素へと切り替えると発表した。
『H24EVO』は2023年10月にまずレンダリングが公開され、その後2024年6月にル・マン24時間レースの現場で実物大のモックアップがお披露目された、ミッションH24プロジェクトの3代目試験車両。ちなみに初代は『LMPH2G』、2代目『H24』で『H24EVO』を含め、いずれも水素と酸素の化学反応で電気を作り出しモーターで駆動するFCV燃料電池車だ。