そんななか3番手を走るAKKA-ASPの88号車メルセデスAMG GT3と5番手のROWE 99号車BMW M6 GT3が同一周回でピットインすると、両車はピットアウト時にファストレーン上で接触。2台揃ってリタイアとなってしまった。
また、2番手を守ってきた19号車ウラカンはピットから再スタートできず、こちらもリタイアとなっている。

レース後半、2番手には暫定7番手でピットタイミングを迎え、アンダーカットを成功させたWレーシング・チーム(WRT)の2号車アウディR8 LMSが浮上するが、同じくピットで順位を上げた僚友17号車アウディR8 LMSにオーバーテイクを許してしまう。
2番手にポジションアップした17号車アウディR8 LMSはトップを快走する63号車ウラカンを捉えるべくペースを上げるも、ピットアウト時に20秒以上あった差は簡単には埋めらず、2位でチェッカーを受けた。
ブランパンGTシリーズ次戦は5月12~14日、イギリス・シルバーストンでエンデュランスカップ第2戦が行われる。