GTLMクラスはスタート直後に66号車フォードGT、67号車フォードGT、62号車フェラーリ488 GTE、4号車コルベットC7.R、912号車ポルシェ911 RSRが絡む多重クラッシュが発生。
このアクシデントにより首位争いは24号車BMW M6 GTLM、25号車BMW、3号車コルベット、911号車ポルシェの4台に絞られるが、レース中盤、3号車コルベット以外の3台がピットレーン出口の赤信号を無視したことによるペナルティを受け、勝負あり。コルベット・レーシングの3号車コルベットは、第2戦セブリング12時間以来の今シーズン2勝目を飾った。

レクサスRC F GT3、アキュラNSX GT3も参戦するGTDクラスもセブリングウイナーが優勝。ライリー・モータースポーツ-チームAMGの33号車メルセデスAMG GT3がシーズン2勝目を挙げた。
2台のRC Fを走らせる3GTレーシングは14号車がクラス9位/総合21位、15号車はクラス13位/総合25位。

マイケル・シャンク・レーシングのNSX勢は86号車がクラス11位/総合23位、93号車がクラス15位/総合27位でレースを終えている。
第3戦ロングビーチをスキップしたPCクラスはエントリーが3台に減少するなか、ポールポジションを獲得したパフォーマンス・テック・モータースポーツの38号車オレカFLM09が優勝し、開幕3連勝を達成している。

■第4戦オースティン 予選結果(PDF)
■第4戦オースティン 決勝結果(PDF)
WSCC第5戦は6月2~3日、デトロイトで1時間40分のスプリントレースが行われる。
なお、ル・マン24時間に参戦するチームが多数を占めるGTLMクラスは、同週末にル・マンでテストが行われるためレースから除外されており、同イベントはP、PC、GTDの3クラスで争われる。
