4月の第1戦シルバーストンでは、ポルシェは優勝した8号車トヨタの6秒後方に迫ったが、第2戦では3位に入った2号車ポルシェは優勝した8号車に35秒ものギャップを築かれている。
しかし、2号車をドライブするブレンドン・ハートレーは、第2戦スパで感じたマシンパフォーマンスのおかげで、ル・マンに自信を持って臨めると明かした。
「トヨタは最初、間違いなくとても速かった」とハートレー。
「それに木曜日や金曜日とは違って気温が高く、(マシン)バランスもかなり違っていたんだ」
「僕たちはアール(・バンバー)のスティントでパンクする不運があった。そのせいで当初の戦略から外れてしまったけれど、レース終盤、マシンはかなり強力だった。充分戦えていたと思うよ」
「求めていた場所ではないけど、また表彰台に上がることができた。ル・マンに向けて自信を強めてもいいはずだ」