2月下旬に中東のカタールで開幕したWEC世界耐久選手権の2025年シーズン。その第2戦が4月18日から20日にかけて、イタリアのイモラ・サーキットで開催されている。スパ、ル・マンと続いていく“ヨーロッパ3連戦”第一ラウンドの舞台となるイモラのパドックより、予選日となった19日土曜の各種トピックをお届けする。
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イモラ6時間レースのポールシッターとなったアントニオ・ジョビナッツィ(51号車フェラーリ499P)は、予選でアタックラップを2周終えた後、トラックリミットについて「本当に恐れていた」と認めた。「予選はかなり接戦だったし、警告が出ている状態でハイパーポールに進むのは理想的とは言えなかった。でも、またやり遂げることができたよ」