チェッカーまで残り5分を切り、トップ2台の差は1秒以内となりファイナルラップには0.4秒差のテール・トゥ・ノーズ状態となるが、最後までオーバーテイクには至らず。最終的に63号車ウラカンが0.344秒差という僅差で逃げ切った。
この勝利でエンゲルハートとボルトロッティはブランパンGTシリーズ3連勝。また、エンデュランスカップに参戦するカルダレッリも開幕戦モンツァに続き2連勝を飾っている。

2台のニッサンGT-RニスモGT3を走らせるモチュール・チームRJNニッサンは、予選14番手の22号車GT-R(マット・シモンズ/マット・パリー/シュトルアン・ムーア)が24位。
22番手スタートの23号車GT-R(アレックス・バンコム/ルーカル・オルドネス/千代勝正)は序盤からオーバーテイクを繰り返し、残り1時間の時点でトップ10圏内を走行していたが、ペナルティなどがあり最終的に16位でチェッカーを受けている。
ブランパンGTシリーズの次戦は6月2~4日、ベルギーのゾルダーでスプリントカップ第3戦が開催される。
