Audi R8 LMS、ニュルブルクリンク24時間レースで4度目の総合優勝

◆Audi Sportチームランドが、世界最大級の自動車レースで初優勝

◆Audi SportカスタマーレーシングがサポートするAudi SportチームWRT3位表彰台獲得

◆Audi TT RSで参戦したカスタマーチーム LMSエンジニアリングがSP 3Tクラス優勝

 2017年5月28日、インゴルシュタット/ニュルブルク:ニュルブルクリンク24時間レースがドイツのアイフェルで開催され、Audi R8 LMSが2012年、2014年、2015年に続き、参戦5年目で4度目の優勝に輝きました。

 2012年に総合優勝を目指してGT3モデルでこのレースに初参戦して以来、Audi Sportカスタマーレーシングのレースカーは、ニュルブルクリンク24時間レースで極めて成功したスポーツカーとなっています。

マシン用の表彰台に掲げられたアウディR8 LMS 2017ニュルブルクリンク24時間
マシン用の表彰台に掲げられたアウディR8 LMS 2017ニュルブルクリンク24時間

 Audi Sportチームランドは、天候の急変も味方につけて、劇的な逆転勝利を収めました。ドイツのニーダードライスバッハを本拠地とするウォフルガンフ・ランド率いるこのチームは残り2時間を切る時点で、順位を落とすまでは圧倒的にレースを支配していました。

 125ラップ(約3,172km)まで首位を走行していましたが、マシンのセンサーにトラブルが発生して2度のピットストップで修理を試みますが、思うような結果を得ることができませんでした。

 それでもこの29号車のAudi R8 LMSは、2番手でレースに復帰しました。レース終了間際に天気が急変。Audi Sportチームランドは、トップグループでは最初にレインタイヤに交換するという賭けに出ます。

 その戦略が見事に成功し、突然の雨でウエットとなったサーキットで、ケルビン・バン・デル・リンデがトップに返り咲きます。

 チームメイトのクリストファー・ミース(ドイツ)、コナー・デ・フィリッピ(アメリカ)、マルクス・ウィンケルホック(ドイツ)とともに、この南アフリカ出身のドライバーが45回目となったこの伝統の耐久レースで勝利を収めました。

 これはAudi Sportチームランド、バン・デル・リンデ、そしてデ・フィリッピにとっては初めての勝利、クリストファー・ミースは2度目、マルクス・ウィンケルホックは3度目の優勝となりました。

トップチェッカーを受ける29号車アウディR8 LMS
トップチェッカーを受ける29号車アウディR8 LMS

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