2017年シーズンから全車が新シャシー、新エンジンを使用することになったLMP2クラスは、前年までのベストタイムから6秒近くタイムアップ。
クラス首位となったシグナテック・アルピーヌ・マットムートの35号車アルピーヌA470・ギブソンをドライブしたアンドレ・ネグラオはLMP2マシンで初めて3分30秒を切る3分29秒809を記録した。平川亮も乗り込むGドライブ・レーシングの22号車オレカ07・ギブソンは、クラストップから1.341秒差の8番手につけている。

全13台で争われるLM-GTEクラスでは、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップを主戦場とするコルベット・レーシングの63号車シボレー・コルベットC7.Rが、ヤン・マグヌッセンのドライブで3分55秒726のトップタイムをマーク。
2番手はポルシェGTチームの91号車ポルシェ911 RSR、3番手以下は64号車コルベット、97号車アストンマーチン・バンテージが続く。フェラーリ488 GTE勢の最上位はクラス6番手の71号車AFコルセ。昨年、初参戦で優勝を飾ったフォードGT勢は67号車がクラストップから2.525秒差の8番手。これが最上位となった。

LM-GTEアマクラスは、3分59秒117を記録したデンプシー-プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSRがクラス首位。
2名の日本人ドライバーが所属するクリアウォーター・レーシングは、澤圭太の61号車フェラーリ488 GTEがクラス11番手、加藤寛規も乗り込む60号車フェラーリ488 GTEはクラス最後尾となる16番手となっている。

