更新日: 2017.06.15 13:54
トヨタ、ル・マン予選1回目で7号車が暫定ポール獲得。「アタックは完璧ではなかった」と可夢偉
「若干コース上の混雑にも引っかかったので、完璧に満足のいくアタックではありませんでした」と可夢偉は自身のアタックを振り返った。
「しかし、暫定ポールが取れたのは良かったです。(予選前の)公式練習走行で、僕たちはさらにに自信を深め、マシンの進歩を確認できました」
「24時間レースにおいて予選はそれほど重要ではありません。むしろ連続走行でどこまで速さを向上できるか、長いレースへ向けそれが必要になると思います」
総合2番手につける7号車トヨタで、チーム最多の16周をこなしたアンソニー・デビッドソンは「コースコンディションがテストデーの時とはまったく異なっており、本当に驚かされた一日だったよ」とコメント。
「僕たちはテストデーで本当に好感触を得ていたのだけど、今日は最初からバランスの違いに戸惑い、まずその調整から始めなくてはならなかったんだ」
「しかし、今日の進歩には満足している。もう1日準備ができるから、さらなる向上を目指すよ」
また9号車のベストタイムを記録したラピエールは「予選のアタックラップではコース上の混雑に何度も阻まれ少しイライラしたが、マシン自体はとても快調だから、その点は嬉しく思っているよ」と語った。
「明日の予選2回目、3回目ではさらにタイムが上がると思う。夜間走行でのチームメイトふたりのタイムも上々だった。とても前向きに事が進み、全体的には良い内容の1日だったと思う」
ル・マンの走行2日目となる15日(木)は、現地時間19時(日本時間16日(金)2時)から予選2回目が、現地時間22時(日本時間5時)から予選3回目が、それぞれ2時間ずつ行われる予定だ。