更新日: 2017.06.16 16:14
トヨタ、可夢偉の7号車がル・マン新レコードでポール獲得。「100%のアタックができた」
「チーム全員のおかげでこの結果が得られ、本当に感謝しています」と語るのはル・マンの歴史に残るラップタイムを記録した可夢偉。
「100%のアタックができ、思い通りの速さを示せました。マシンも快調そのもので、最高のアタックラップでした」
「赤旗中断からの再開直後というタイミングも絶好で、コース上もクリアな状況であり、フルアタックできました。ポールポジションを獲得できたことは本当に誇りに思います」
「とはいえ、まだ24時間レースはスタートしていません。重要なのは決勝レースの結果であり、それこそが僕たちの目標です」
可夢偉に次ぐ2番手タイムをマークした一貴は「時間の経過とともにコースコンディションが徐々に向上して行くのが感じられた一日でした」と走行2日目を振り返る。
「マシントラブルがあり、僕たちは満足のいく予選アタックができませんでしたが、それでも2番手グリッドを獲得、チームの最前列独占という素晴らしい結果に貢献できました」
「決勝レースへ向けたマシンのバランスには満足していますし、自信を持って決勝レースに臨めます」
ル・マン初挑戦となる国本は「僕たちの予選はとても難しいものでした。ニコラス(・ラピエール)が頑張ってくれましたが、遅いクルマに阻まれたのが最大の問題でした」とコメント。
「しかし、自分自身の走りは、ラップを重ねるたびに良くなっていると感じています」
また国本は「可夢偉さんとチームの快挙には心からおめでとうを言いたいと思います」とチームメイトの快挙を祝福した。
すべての予選セッションを終えたル・マンは、16日(金)の休養日を挟み、17日(土)15時(日本時間22時)に24時間レースのスタートが切られる。