ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.21 12:01
更新日: 2017.06.21 12:08

ポルシェGTチーム 2017年WEC第3戦ル・マン24時間 レースレポート


ル・マン/WEC | ポルシェGTチーム 2017年WEC第3戦ル・マン24時間 レースレポート

911 RSR(カーナンバー92)のドライバー
ミハエル・クリステンセン

「信じられないほど厳しいレースでした。私達は、常に限界のドライビングをしましたが、ライバルたちに食い下がっていくため、大きなリスクを取らなければなりませんでした」

「あのシケインで私が取ったリスクは、すこしばかり大きすぎました。私達の911 RSRは好調で、トップグループにも遅れていなかっただけに、残念です。すばらしいサポートをしてくれたチーム全員に申し訳なく思っています」

ケビン・エストル

「ル・マンは、世界で最も過酷なレースです。私達は今年、改めてそれを思い知りました。どんなレースでも、フィニッシュラインに届かないのは辛いことです。でも、ル・マンにおいては、それは特に大きな痛みとなります」

ディルク・ウェルナー

「私達は、レースが進むにつれ、ペースを上げました。事実、私達はしばしばレースをリードしました。チェッカーフラッグを受けられなかったのは残念です。でも、レーシングドライバーなら、リタイアは素直に受け入れるしかありません。しかし、来年より強くなって戻ってくるために、私達はこれから努力をしていきます」

プロトン・コンペティションの93号車ポルシェ911 RSR
プロトン・コンペティションの93号車ポルシェ911 RSR

カスタマーチームのドライバー
パトリック・ロング(#93 プロトン コンペティション911 RSR)

「レース全体を通して、911 RSRのハンドリングは非常によかったです。ライバルに対抗できなかった唯一の場所は、ストレートでした。私達は、最後までプレッシャーをかけつづけ、チームは最善を尽くしました。私達は、私達の努力を誇ることができます。私達全員が、このレースの独特な雰囲気を満喫しました」

マッテオ・カイローリ(#77 デンプシープロトンレーシング911 RSR)

「私は、表彰台に登る決意で初のル・マンに挑みました。最初は、すべて上手く行っていましたが、夜になるとテクニカルな問題が発生し遅れました」

「それでも、私達はレースを完走でき、チャンピオンシップの重要なポイントを稼ぐことができました。そして、ル・マンでレースするという私の夢が叶いました。2018年にも、また挑戦できることを願っています」

レース結果

LM-GTEプロクラス

1.ターナー/アダム/セラ(英国/英国/ブラジル)組、アストンマーチン、340周
2.プリオール/ティンクネル/デラーニ(英国/英国/ブラジル)組、フォードGT、340周
3.マグヌッセン/ガルシア/テイラー(デンマーク/スペイン/米国)組、シボレーコルベット、340周
4.リエツ/マコウィッキ/ピレ(オーストリア/フランス/フランス)組、ポルシェ 911 RSR、340周
5.リゴン/バード/モリーナ(イタリア/英国/スペイン)組、フェラーリ488 GTE、340周
6.ハンド/ミューラー/カナーン(米国/ドイツ/ブラジル)組、フォードGT、339周
7.ブリスコー/ウエストブルック/ディクソン(オーストラリア/英国/オーストラリア)組、フォードGT、337周
8.ギャビン/ミルナー/ファスラー(英国/米国/スイス)組、シボレーコルベット、335周
9.ティーム/ソーレンセン/スタナウェイ(デンマーク/デンマーク/ニュージーランド)組、アストンマーチン、334周
10.ミュッケ/プラ/ジョンソン(ドイツ/フランス/米国)組、フォードGT、332周
12.クリステンセン/エストル/ウェルナー(デンマーク/フランス/ドイツ)組、ポルシェ 911 RSR、179周

LM-GTEアマクラス

1.スミス/スティーブンス/バンスール(英国/英国/ベルギー)組、フェラーリ488 GTE、333周
2.キャメロン/スコット/チオーチ(英国/英国/イタリア)組、フェラーリ488 GTE、331周
3.ヨロック/ハンキー/ベル(トルコ/アイルランド/イギリス)組、アストンマーチン、331周
6.リード/カイローリ/ディエンスト(ドイツ/イタリア/ドイツ)組、ポルシェ 911 RSR、329周
9.ロング/アル・ファイサイル/ヘドルンド(米国/サウジアラビア/米国)組、ポルシェ 911 RSR、329周
10.ウエインライト/バーカー/フォスター(英国/英国/英国)組、ポルシェ 911 RSR、328周


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