続く午後のセッションでは、タイムも向上。ローレンス・バンスール/ケビン・エストーレ/ミカエル・クリステンセンというポルシェワークスドライバーたちが乗り込むクース・チーム75ベルンハルトの117号車ポルシェ911 GT3 Rが2分19秒451までタイムを縮め、ベストタイムとなった。
2番手にはジャンカルロ・フィジケラ/マルコ・チオーキ/ジェームス・カラドというメンバーが乗り込むカスペルスキー・モータースポーツの55号車フェラーリが続き、フェラーリ、ベントレー、マクラーレン勢が続く展開となった。
そんななか、トップ10につけたのは千代組ニッサンGT-R。2分20秒274というベストタイムで10番手に続き、レギュラー参戦組の実力をみせた。石川組51号車フェラーリは2分21秒611で46番手となった。
GOODSMILE RACING & Team UKYOは、午後は68周をこなし2分21秒993というベストタイムで52番手となった。3人のドライバーが乗り継ぎながらセットアップを進めはじめ、ニュータイヤも投入。タイムとしては上位とは差があり、「まだセッティングが進んでいない」状況のようだが、まずは着実に第一歩を踏み出したかたちだ。

