「ロジャー・ペンスキーはすでにアキュラファミリーの一員として重要な役割を果たしています」と語るのはアキュラ・シニアバイスプレジデントのジョン・イケダ氏。
「我々はすでにNSX GT3で成功を収めていますが、チーム・ペンスキーとともにプロトタイプカテゴリーに戻ってこられることに感激しています」

また、チームを率いるロジャー・ペンスキーも「ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)ファミリーに加わることができ、アキュラブランドを代表して戦えることに興奮している」とコメント。
「スポーツカーレースは、1966年のデイトナ24時間に出場してから2000年代後半のALMS参戦に至るまで、チームの伝統に不可欠なものだった。我々にとってエンデュランスチームの復活は常に目標のひとつだったが、それにはホンダやアキュラのような強力なパートナーの存在が必要だったんだ」
これまで数々のカテゴリーで成功を収めてきたチーム・ペンスキー。直近のスポーツカーレースでは2006~2008年のALMSアメリカン・ル・マン・シリーズでLMP2クラス3連覇を達成。
2007年には格上のLMP1クラスに参戦するアウディ・スポーツを下してシリーズチャンピオンに輝いたほか、2009年には当時グランダム・シリーズとして行われていたデイトナ24時間にスポット参戦し、総合3位表彰台を獲得している。
