一方、6号車に対して平均タイムで約100分の6秒の僅差で5番手となったのが、トヨタ5号車。こちらは、アンソニー・デイビッドソン、中嶋一貴がアタッカーを務めている。デイビッドソンはアタックを終えるとすぐにピットイン。開始から8分ほどで一貴にバトンタッチしたが、一貴がコースに出て間もなく赤旗が提示される。セッション再開後に、一貴はアタックに入り、1分57秒579とトヨタのアタッカーの中では最速タイムをマーク。それでも、平均タイムで僚友にはわずかに及ばなかった。

中嶋一貴(トヨタTS050ハイブリッド)
中嶋一貴(トヨタTS050ハイブリッド)

「アウトラップで赤旗が出た分、ちょっと無駄にはなりましたけど、その後のアタックはクリアでしたし、クルマのフィーリングも決して悪くはなかったですね。多少、6号車とバランスの違いがあったので、そこが(タイム差に)影響したかも知れません。ただ、予選でのポルシェとの差は見えませんね(苦笑)。それに、アウディがまた速かった。(三味線?)かも知れませんね。ただ、レースはもっと接近戦になることを期待しています。僕らはレースに向けて、いいカードを揃えていると思いますし、楽しみですよ」。一貴はそう語ると、不敵な笑みを見せた。

本日のレースクイーン

森谷花香もりやはなか
2025年 / スーパーGT
LEON RACING LADY
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年9月号 No.1611

    [特集]世界一の知恵比べ
    F1開発最前線
    2025-2026

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円