14歳当時、ライムロックパークのレーシングスクールで腕を磨いていたカラムは「スタートはとても上手くいった。1周目に5台をパスし、少なくともトップ5、上手くいけば表彰台も夢ではなかったと思うよ。今日はパンクのほかにもボンネット(のハッチ)が緩むトラブルなどにも見舞われ、運に恵まれなかった」とレースを振り返った。
チームメイトのプルエットも「ピット作業まではすべてが上手くいっていたし、ドライバー交代も完璧だったんだ」とコメント。
「レクサス勢のペースは良かったし、僕らのクルマもスピードがあった。それだけにフラストレーションの溜まるレースだったよ。しかし、チームとともにこういったトラブルをひとつひとつ潰していかないといけないんだ」
15号車レクサスのホークスワースは「このレースウイークが始まったときには、このコースは僕たちのクルマに合っているとはとても思えず、まさか首位を走れるとは予想もしていなかった」と語った。
「それだけに予選で好位置につけられ、決勝でも首位を走って表彰台争いを見せられたというのはチームにとって大きかったと思う」
「セカンドスティントの途中で、スプリッターかどこかにダメージがあったようで、ペースを落とさざるを得なくなってしまったことは残念だった。けれど、僕自身はレースを楽しめたよ」
WSCCの次戦、第9戦は2週間後の8月6日、ウィスコンシン州のロード・アメリカで2時間40分のセミ耐久レースとして行われる。