2回目のピットストップまでクラス2番手を走行していたホークスワースは「今日の最終的な結果は、僕らの努力を反映したものとは言えない。我々は2台揃ってトップ5につけ、1台は表彰台に登っているはずだったんだ」とコメントした。
「最後のピットは14号車ともども、入った直後にイエローコーションが出るというベストなタイミングだった。これで勝利が狙えると思ったのだけど、2台ともピットレーン出口で停められてしまったんだ」
「僕らは周回遅れになり、勝利のチャンスも失ってしまった。理由は分からない。規則についての混乱があったようにもみえたけど……。クルマは好調だったよ。ファステストラップもマークできて、僕らとしては完璧なレースを戦ったのだけど望んでいた結果は得られなかった」

クラス8位でチェッカーを受けたカラムもまた「僕らは表彰台に登れる状況でレースに復帰するはずだったが、そうはならかった」と不運に終わったレースを振り返った。
「イエローコーションが出たタイミングは悪くなかったはずだ。何が起きたのかは分からない。何らかの理由で望んだとおりの結果にはならなかったんだ」
「僕たちに必要なのはあと少しの運だと思う。今日のクルマは本当に速かったし、チームもよくやってくれていた。表彰台にかなり近づいていることは確かで、それだけに残念な結果だったよ」
WSCCの次戦第10戦は8月27日(日)、バージニア州のバージニア・インターナショナル・レースウェイでGTLMとGTD、2クラスのみによる2時間40分のセミ耐久レースが行われる。