更新日: 2017.08.29 20:40
IMSA:レクサス、ペナルティとクラッシュに泣いた週末。苦戦のなか14号車が7位完走
「レースを楽しむことができたよ。1周目のターン1で接触され、コースオフを喫して若干車体にダメージを負ったが、大きな影響はなかった」と語るのはスタートを担当したホークスワース。
「僕たちのクルマはとても運転しやすいというわけではなかったけれど、スピードはあった。リズムに乗って、何台もパスできたよ。燃費戦になったため僕らも燃料をセーブする必要があったけれど、それでも充分な速さがあったんだ」
チームメイトのプルエットは「ただひたすら63号車フェラーリからの激しい追走を凌ぐべく努力を続けていた」とコメント。
「オークツリーコーナー(ターン11)でわずかに突っ込みすぎてしまい、オーバーステア症状に見舞われコースオフしてしまった」とクラッシュ時の状況を語っている。
6番手グリッドからスタートした14号車レクサスはレース序盤、4~6番手争いを繰りひろげていくが、スタートから35分過ぎ、7番手につける93号車アキュラNSX GT3と接触。93号車アキュラはフロントサスペンションを損傷し、リタイアとなった。
この接触に関してレースダイレクターはカラムの駆る14号車レクサスに60秒間のストップ・アンド・ゴーペナルティを提示。これにより14号車レクサスは周回遅れとなってしまう。
その後、14号車レクサスはアロンに交代。最終スティントではふたたびカラムがステアリングを握っていくなかで徐々にポジションを回復。最終的にトップから2周遅れのクラス7位でチェッカーを受けた。
第1スティントと第3スティントでドライブしたカラムは「あの不運なペナルティが全てだった。とはいえ、僕たちは良いレースを戦えたと思う」とレースを振り返った。
「最初のスティントはリヤのダウンフォースが十分ではなく、レース序盤のうちにコースの状況が改善されていくと予想していた。しかし、残念ながらそうはならなかった」
「2回目、3回目のスティントに向けてセッティングを変更した結果、レース終盤はとても好調になったが、不運なことに序盤のペナルティで周回遅れになっていたため、順位を取り戻すことはできなかったんだ」
WSCC次戦第11戦は9月21~24日にかけて、カリフォルニア州のマツダ・レースウェイ・ラグナセカで2時間40分のセミ耐久レースとして行われる。
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— Michelin Alley (@MichelinAlley) 2017年8月27日