ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.09.11 18:20
更新日: 2017.09.11 18:38

WEC:トヨタ、灼熱の第6戦オースティンでデビッドソンが欠場。代役にサラザン起用


ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、灼熱の第6戦オースティンでデビッドソンが欠場。代役にサラザン起用

「今季、ふたたびトヨタTS050ハイブリッドでレースを戦えることにワクワクしている」と語ったサラザン。

「(中嶋)一貴、セバスチャン(ブエミ)と組んで走るのはとても楽しみだ。COTAのコースは熟知しているから、可能な限り多くのポイントを獲得するために全力を尽くすよ」

 サラザンが加わる8号車トヨタは現在、ドライバーズランキングで2番手につけているが、前戦のメキシコでポルシェにワン・ツー・フィニッシュを許したことから、首位の2号車ポルシェとのポイント差は41点に広がってしまった。

 また、マニュファクチャラーズランキングでは、ポルシェの198ポイントに対してトヨタは141.5ポイントと、その差は56.5ポイントとなっている。

 2年連続のポディウムフィニッシュを狙う可夢偉は「昨年、僕たちは強敵2メーカーを相手に表彰台を勝ち取っており、個人的には良い思い出のあるコースです」と相性の良さを強調。

「前戦メキシコよりは上位争いが出来るチャンスもあると思いますので、最高の結果を得られるように、全力でプッシュして行きます。気温の高さはドライバーにとっても厳しく、僕たちもそれに対応すべく準備する必要があります」と語った。

 ランキング2番手で2号車ポルシェのトリオを追う一貴は「メキシコでは残念な結果となってしまっただけに、オースティンで雪辱を果たすべく、チーム全体で士気は高まっています」とコメント。

「僕たちのクルマに向いているサーキットのはずですが、実際に走って、ライバルとの力関係を確認する必要はあります」

「もちろん勝つ気は満々ですし、そのために最大限の努力を続けて行きます。僕自身はまだCOTAで表彰台に上がったことがないので、まずはそれが目標です」と意気込みを語った。

 WEC第6戦オースティンは9月14日(木)に2回のフリープラクティスが行われ、15日(金)に3回目のフリープラクティスと公式予選、そして16日(土)の12時(日本時間16日26時)から6時間の決勝レースが行われる。

トヨタTS050ハイブリッドはメキシコの雪辱を果たすことができるか
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