更新日: 2017.09.27 20:59
WEC:澤圭太、オースティンでシーズン3度目の表彰台獲得。「庭とも言える富士が楽しみ」
この結果、僅差で争っているチームランキングはアストンマーチン・レーシングが首位に立ち、クリアウォーター・レーシングは8ポイント差のランキング2番手から6ポイント差の3番手となった。また、ドライバーズランキングでは98号車のラミー/ダラ-ラナ/マティアス・ラウダ組から14ポイントのランキング3番手につけている。
「ル・マン24時間の5位、ニュルブルクリンクの4位、メキシコの5位と、表彰台に届かないレースが続いていたので、ここでの2位は非常に貴重です」と澤。
「自分たちができるベストの走りと作戦なら、表彰台圏内で走れるという自信をシーズン序盤の時のように感覚的に取り戻せました。この状態でチームも僕も勝手知ったるホームコース、富士スピードウェイに戻れるのは好材料だと思っています」
「今回の結果は気温が高くミシュランタイヤの悪い特性が出づらかったこと、僕がスタートを担当してきっちりレースを作れたこと、そして、オーナードライバーのモクがしっかりとコース慣熟に時間を取って、練習走行の走り出しから本来の堅実かつ粘り強いミスのない走りが決勝を通じてもできたことが要因だと言えます」
次戦のWEC富士については「1年に100日近く居るであろう庭とも言えるサーキットでWECドライバーとしてレースができることをル・マン24時間と同じくらい楽しみにしています」とコメント。
「チームにとっても慣れ親しんだ地域での初のWECシリーズ戦。今回の流れをきっちり引き継いで、会心のレースにしたいと思いますので、ぜひ応援宜しくお願いいたします!」
いよいよ次戦に迫ったWEC第7戦、日本ラウンドは10月13~15日、静岡県・富士スピードウェイで開催される。