Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb
VLN3に参戦し、クラス2位を獲得したスバルWRX STI
VLN3に参戦し、クラス2位を獲得したスバルWRX STI

■クラッシュを乗り越え連覇狙うスバル

 WRX STIでの挑戦を続けるスバル/STIは、今季もSP3Tクラス連覇を目指し年明けの東京オートサロンで体制を発表し、3月に富士スピードウェイでシェイクダウンに臨んでいた。しかし、テスト中の1コーナーで激しくクラッシュ。ドライブしていた山内英輝は幸い軽傷で済んだものの、マシンは大きく損傷してしまった。

 チームは一時参戦断念を検討したというが、強い思いでマシンを修復。本番2週間前となる5月14日のVLNに間に合い、4台のSP3Tクラス中2位でチェッカーを受けた。

 とは言え、今季WRX STIはライバルであるアウディに対して非常にリストリクターが厳しく設定されており、さまざまな改良が施されているものの、連覇は高いハードルとなっている。ただ、シェイクダウンでのクラッシュ、厳しい性能調整といった障害を乗り越えクラス連覇を飾ることができれば、素晴らしいストーリーとなるはずだ。チームの奮闘を大いに期待したい。

■テレビで、ネットでニュルを楽しもう

 そんなニュルブルクリンク24時間だが、日本ではテレビで、そしてネットで楽しむことができる。テレビでは、スポーツ専門テレビ局のJ SPORTSで5回に分けて放送予定。解説陣やレポーター陣も非常に豪華で、ニュルの奥深さを感じながら放送を楽しむことができるはずだ。放送予定等はHP(http://www.jsports.co.jp/motor/nurburgring/)まで。

 また、インターネットでもTOYOTA GAZOO RacingがHP(http://gazooracing.com/pages/special/nurburgring/2016/lp/)でYoutube Liveを使って放送する。日本勢の応援ももちろんだが、ニュルブルクリンクでしか走らないようなマシンも見ることができるはず。また、TOYOTA GAZOO Racingを支えるブリヂストンや、スバルなど多くのマシンを支えるファルケン等、タイヤメーカーの戦い等見どころは尽きない。クルマの聖地である奥深き“グリーンヘル”での戦いをぜひご堪能あれ。

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