更新日: 2016.05.25 13:21
ニッサン/ニスモ、3台のGT-Rでニュルブルクリンク24時間に挑む
5月26〜29日に開催される2016年のニュルブルクリンク24時間レースでは、3台のニッサンGT-Rが参戦する。2台はニッサンGT-RニスモGT3、そしてもう1台はシュルツ・モータースポーツが走らせる四駆のGT-Rだ。
2014年からニュルブルクリンク24時間に挑んでいるニッサンGT-RニスモGT3。今シーズンは昨年ブランパン耐久シリーズでドライバーズチャンピオンを獲得した実績をもつニッサンGTアカデミー・チームRJNから1台、ドイツの古豪ザクスピードから1台が参戦する。
![ニュルブルクリンク24時間に挑むニッサンGT-RニスモGT3](https://cdn-image.as-web.jp/2016/05/23204616/0140-300x200.jpg)
■総合優勝争いに挑むニッサンGT-RニスモGT3
RJNの1台は、2013年に量産車としてのレコードタイムとなる7分8秒679を市販仕様のGT-Rで記録したミハエル・クルム、そして昨年のブランパン耐久シリーズでチャンピオンを獲得したアレックス・バンコム、GTアカデミー卒業生のルーカス・オルドネス、そしてスーパーGT300クラスで活躍し、昨年もニュルに挑んだ星野一樹という4人が乗り込む。
「ニュル24時間は世界で最もチャレンジングで、エキサイティングで過酷なレースだ。去年は総合9位フィニッシュという素晴らしい結果を残すことができた。今年も、いわばドリームチームでの参戦だ」と語るのはオルドネス。
「去年同様、トラブルフリーでミスのないレースをしながら最大限の努力でベストな結果を残したいと思う。4月に行われた予選レースでは、長い距離を走ることができたんだ」
「ドライコンディションだけでなくウエットや少し湿った路面状況での走行もできたことは大きな収穫だった。また、10位に入りトップ30予選への出場権が得られたことも非常に大きい」