
■シュルツ・モータースポーツは四駆のGT-Rで参戦
また、ザクスピードの24号車は、WTCC世界ツーリングカー選手権で長年活躍し、日本にも馴染みの深いトム・コロネルと、GTアカデミー出身のフロリアン・シュトラウス、マーク・ガスナーというトリオで挑む。こちらの24号車は予選レースでも好結果を残しており、本番でも期待が高まる。
2台のニッサンGT-RニスモGT3が争うのは、総合優勝を狙うSP9クラス。ニュル24時間で総合優勝争いをすることができれば、GT-Rのポテンシャルを世界に知らしめることができる。大いに期待したいところだ。
一方、もう一台の48号車のニッサンGT-Rは、少々特殊な1台。昨年までニッサンGT-RニスモGT3を走らせていたシュルツ・モータースポーツが仕立てたグランツーリスモカラーのマシンは、市販車同様の四輪駆動ながらGT3の外観をもつ。四駆禁止のGT3ではないため、カテゴリーはSP8Tとなる。こちらはミハエル・シュルツ/トビアス・シュルツのふたりに加え、GTアカデミー卒業生のジョーダン・トレッソンが乗り込む予定だ。