更新日: 2017.11.20 21:26
WEC:アロンソも参加したルーキーテスト。V8 3.5王者が新人勢最速マーク
今シーズン限りでLMP1クラスから撤退するポルシェは、1号車ポルシェにフォーミュラV8 3.5チャンピオンとなったフィッティパルディを起用。
こちらもラップ数はWECが規定する最低周回数の30周をわずかに超える程度となったが、午後に行なった計10周の走行ではセッションベストかつ新人勢最速となる1分42秒275をマーク。1日の総合タイムシートでもベルンハルト、ブエミに続く3番手となった。
このほか、LMP2クラスでは前日の最終戦でタイトルを決めたヴァイヨン・レベリオンが13号車オレカ07・ギブソンを使用してV8 3.5シリーズ2位となったマテボス・イサキャーンにテストドライブの機会を与え、LM-GTEプロのチャンピオンとなったAFコルセは51号車フェラーリ488 GTEにアルフォンソ・セリスJr.を迎えている。
そんなAFコルセと最終戦までタイトルを争ったポルシェGTチームは91号車、92号車、2台のポルシェ911 RSRをテストに投入したが、このうち91号車ポルシェについてはレギュラードライバーのリヒャルト・リエツ、フレデリック・マコウィッキのコンビに加えて、LMP1ドライバーのアール・バンバーとニック・タンディをドライブさせた。今シーズン最高峰クラスを戦った2名は91号車ポルシェでそれぞれ15周をラップしている。
LM-GTEアマクラスでは年間2位となったクリアウォーター・レーシングが唯一テストに参加。事前の暫定エントリーではAFコルセに名が記されていた石川資章とオリビエ・ベレッタが61号車フェラーリ488 GTEをドライブし、ベレッタが2分01秒805をマークした。