従来のテストに比べてより多くの重要性を持たせる試みの実施を発表したIMSAは、ピット位置をかけた予選をテスト最終日の7日(日)、P/GTLM/GTDの各クラスごとに15分間の走行時間を設けて行うことをあわせてアナウンスしている。
IMSA副会長のサイモン・ホッジソン氏は今回の決定について「2018年のロア・ビフォア・ロレックス24で実施する新たな計画は、週末にデイトナを訪れるレースファンにとってより興味深いものとなり、盛り上がりをみせるだろう」とコメント。
「過去数年のレースを見ても分かるようにロレックス24(デイトナ24時間レース)はわずか数秒で勝敗を分ける。そのため、数秒の行方を左右するチームのピットボックスとガレージの場所には争うだけの価値があるんだ」
最高峰のPクラスに参戦するマツダ・モータースポーツが“名門”チーム・ヨーストとジョイントしたことに加え、アキュラ・ペンスキーの新規参戦、さらにフェルナンド・アロンソの参戦が正式決定するなど、例年以上に注目の集まる2018年のWSCC開幕戦デイトナ24時間レースは1月25日(木)に開幕。27(土)~28日(日)にかけて24時間の決勝レースが行われる。
