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 プロクラス5台、アマチュアクラス4台の計9台をサポートするニュルブルクリンク24時間については、現時点でマンタイ・レーシングが2台体制でワークスカーを運用することが発表されており、911号車ポルシェにアール・バンバー/ローレンス・バンスール/ケビン・エストル/パトリック・ピレの4名が搭乗予定だ。

 また僚友の912号車ポルシェにはデュマ/マコウィッキに加えてリヒャルト・リエツ/ニック・タンディがラインアップされている。現段階で残りの布陣については触れられていないが、ポルシェは5月12~13日に行われる24時間レースに13名のワークスドライバーと4人のヤング・プロフェッショナルドライバーが参戦するとした。

 ドイツを中心にシリーズを展開するADAC GTマスターズには2017年WEC世界耐久選手権チャンピオンとなったティモ・ベルンハルトが、実父と共同オーナーを務めるKUSチーム75ベルンハルトから参戦。ベルンハルトとエストルという強力ラインアップで王座奪還を目指す。

チーム75ベルンハルトは2018年シーズン、オーナーであるティモ・ベルンハルトがステアリングを握る
チーム75ベルンハルトは2018年シーズン、オーナーであるティモ・ベルンハルトがステアリングを握る

 これまでもワークスドライバーを派遣する形で関わってきた北米のWSCC、GTDクラスではワークスドライバーのパトリック・ロングが、今季PWCピレリ・ワールド・チャレンジで所属したライト・モータースポーツとともに新規参戦することを発表。

 WSCC初参戦となる同チームはロングのチームメイトには2016年から2年連続でGTDチャンピオンに輝いたクリスティーナ・ニールセンを迎える。なおデイトナ24時間、セブリング12時間などの長距離レースで起用される第3、第4ドライバーについては現時点で明らかにされていない。

 2016年に実戦デビューを飾ったポルシェの最新型GT3レーサー『911 GT3 R』は日本のスーパーGT300クラスをはじめとする世界各地のGT3レースに投入されているが、2018年シーズンに向けてポルシェはマシンの性能を向上させるアップデートキットを発売する。

 今回の発表ではキットの価格や発売時期、内容の詳細は明らかにされていないが、2016~2017年に販売されたGT3モデルを最新版に更新するものであるとされ、その内容には熱管理を最適化する新型フロントリッドと、エアロバランスを改善させるサイドフリックが含まれているという。

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