BMWではDTMのほかトタル・スパ・フランコルシャン24時間レースなどのGTプログラムにも参加していたマルタンは「僕はこれまでDTMを楽しんできたが、耐久レースに復帰するのを本当に楽しみにしているんだ」と語った。
「アストンマーチンという素晴らしいブランドに加入してWEC世界耐久選手権に参戦するだけでなく、V12バンテージGT3で競争の激しいブランパンGTシリーズを走れるなんて、まさにすべての夢が叶ったようだよ!」
「僕たちベルギー人ドライバーにとって、スパのレースに出るのはいつでも特別な経験になるけどれど、そのなかでもスパ24時間は格別なんだ」
2013年からアストンマーチンでWECを戦うティームもまた「R-モータースポーツからエンデュランスカップへにフル参戦できることになり、とても楽しみにしている」と新たな挑戦を心待ちにする。
「マキシムの加入は一緒に戦うドライバーとして心強いよ。彼は過去のGTレースで活躍し、DTMでは素晴らしいスピードを持つことを証明しているからね」
今回の発表で4名のドライバーラインアップを確定させたRモータースポーツは今後、残る2名のドライバーを発表する予定だが、現時点でその時期はアナウンスされていない。
なお、ティームはこの発表の直前にTFレーシングからブリティッシュGTへのフル参戦が決定。Rモータースポーツと同様にアストンマーチンV12バンテージGT3を使用するTFレーシングは、WECでティームとともにバンテージGTEを駆るマルコ・ソーレンセンを起用している。
