ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.01.26 12:22
更新日: 2018.10.16 20:17

IMSA:キャデラックが0.007秒差でアキュラDPiを交わし逆転ポール。アロンソ13番手


ル・マン/WEC | IMSA:キャデラックが0.007秒差でアキュラDPiを交わし逆転ポール。アロンソ13番手

 大接戦となった予選の3番手にはマスタング・サンプリング・レーシングの5号車キャデラックDPi-V.Rがつけ、今季プロトタイプクラスにステップアップしたパフォーマンス・テック・モータースポーツの38号車オレカ07・ギブソンが総合4番手に続いている。

 FP1で好調をアピールしたマツダは、55号車マツダがトップとコンマ5秒差の総合9番手につけたが、僚友77号車マツダは予選に出走できず。

 また、テキーラ・パトロン・ESMが走らせるニッサンDPiも2号車ニッサンが走行しなかったほか、ニコラス・ラピエールがドライブした22号車ニッサンはセッション序盤にインフィールド区間でタイヤバリアにクラッシュを喫するなど、厳しい立ち上がりとなってしまった。

 ル・マン24時間レース参戦を見据えて今大会にスポット参戦しているフェルナンド・アロンソは、ユナイテッド・オートスポーツの23号車リジェJS P217・ギブソンの予選アタッカーを担当。多くのライバル勢と同様にグリーンシグナルと同時にコースインすると、9周をラップして最終周に1分37秒008をマーク。総合13番手につけた。

■コルベットの作戦勝ち?

 GTル・マン(GTLM)クラスは4メーカー9台が参戦するなかトップ3をコルベット、フォード、ポルシェが分け合うカタチに。

 3号車と4号車の2台のコルベットC7.Rを走らせるコルベット・レーシングは、セッション序盤から2台を縦列並走させ、スリップストリームを互いに使いあいながらタイムを縮めていく作戦を採っていくが、そのなかでヤン・マグヌッセン駆る3号車コルベットが1分42秒779というトップタイムを記録する。

 このタイムをターゲットに逆転を狙うライバル勢は、フォード・チップ・ガナッシレーシングの66号車フォードGTのジェームス・ハンドがまず1分42秒台に入れてくるが3号車コルベットのタイムには届かず。その後ハンドは自己ベストを更新してトップと0.019秒差となる1分42秒798まで迫るもあと一歩及ばずクラス2番手に留まった。

 GTLMクラス3、4番手にはポルシェGTチームの912号車、911号車ポルシェ911 RSR勢が続き、唯一のフェラーリユーザーであるリシ・コンペティツオーネの62号車フェラーリ488 GTEが7番手に。今大会がデビュー戦となるBMW M8 GTEは25号車BMWがトップから1.1秒遅れのクラス8番手、僚友24号車BMWは同9番手となっている。

大型ルーキー、フェルナンド・アロンソが駆る23号車リジェJS P217・ギブソン
大型ルーキー、フェルナンド・アロンソが駆る23号車リジェJS P217・ギブソン
マツダチーム・ヨーストの初予選は55号車マツダが総合9番手という結果に
マツダチーム・ヨーストの初予選は55号車マツダが総合9番手という結果に
GTLMクラスのポールポジションを獲得した3号車コルベットC7.R
GTLMクラスのポールポジションを獲得した3号車コルベットC7.R

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