総合2位にはアクション・エクスプレス・レーシングの僚友である31号車キャデラックが入り、キャデラックDPiがワン・ツー・フィニッシュを達成。トップから1周遅れの総合3位はロマン・デュマ、ロイック・デュバルが助っ人として加入したCOREオートスポーツの54号車オレカ07・ギブソンが入った。
アキュラ・ペンスキーの後退後、総合3番手につけていたユナイテッド・オートスポーツの32号車リジェJS P217・ギブソンは、クラッチトラブルに見舞われことで18時間30分過ぎに入ったルーティンピットからのリスタートに約7分を要したことでポジションダウン。この影響が最後まで響き表彰台を逃している。
そんな32号車リジェの僚友でフェルナンド・アロンソもドライブした23号車リジェJS P217・ギブソンは、レース中盤に発生したブレーキトラブルが再発するなど、その後も不運に見舞われ総合38位/クラス13位でレースを終えた。
また、一時はトップを走ったアキュラDPi勢は7号車アキュラが総合9位、僚友6号車アキュラが総合10位となった。その他の日本勢ではマツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P DPiがエキゾーストからの発火、炎上によりリタイアしたほか、電気系トラブルなどで長らく修復作業を行なっていた77号車マツダも22時間過ぎにリタイア。
さらにテキーラ・パトロン・ESMの22号車ニッサンDPiがエンジントラブルで、2号車ニッサンもミッショントラブルによってリタイアを喫している。
GTル・マン(GTLM)クラスは5時間過ぎからライバルのコルベット、ポルシェ、フェラーリ、BMW勢を寄せ付けない圧倒的な速さでワン・ツー体制を築いていたフォード・チップ・ガナッシレーシングが、危なげないレース運びで表彰台の上段2枠を独占。
チェッカーまで2時間15分というタイミングで僚友66号車フォードGTを逆転してトップに立った67号車フォードGT(ライアン・ブリスコー/リチャード・ウェストブルック/スコット・ディクソン組)が、そのままチームメイトの追撃を許さずGTLMクラス優勝を飾った。
クラス3位以降はコルベット・レーシングの3号車、4号車コルベットC7.Rが続き、以下フェラーリ、ポルシェ、BMWが続いている。





