WEC第2戦スパ ポルシェ919ハイブリッド
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レースのポイント3:レーシングドライバー
「私達のドライバー全員が身体的なコンディションを整えた完璧なプロフェッショナルで、夜間に4回のスティントにあたる54周をこなす能力があります」と、ザイドルが指摘します。「しかし、私達はドライバーのタイムにも注意しています。レギュレーションで、各ドライバーの最短および最長の走行時間が規定されています。ル・マンでは、各ドライバーは6時間以上ドライブする必要があり、6時間以内で4時間以上、またはレースのトータルで14時間以上ドライブすることはできません。通常であればこれは大きな問題ではありません。しかし、1名のドライバーが胃の調子を崩したらどうなるでしょう?このような要素も、レースの結果を左右するシナリオになりえます。私達はドライバー達に最適な休息時間を与える努力をし、スタッフサイドでは最後まで可能な限りの柔軟性を発揮するようにしています」と話しています。

 チーム監督、レースエンジニアおよびドライバーで、どのドライバーをどのタイミングで担当させるかを話し合います。スタート直後の段階では熱くなりがちですが、そこで必要なのは冷静さです。夜間には長いスティントがあり、与えられた名誉ある使命はフィニッシュラインを通過することです。ザイドルは、「全員を最適かつ公平に割り当てる計画を立てる努力をします。チームのムードもパフォーマンスに影響するからです」と言います。

レースのポイント4:アクシデント
 レースがどのように展開、変化し、そして想定外の出来事が起ころうとも、それらに求められる迅速な対応にシミュレーションソフトが適切なサポートを行います。チームはレースが通常通り展開している場合は常に先を読むことができ、また、予定外の出来事が起こった場合はコンピューターから貴重なヒントを得ることもできます。例えば、セーフティカーが導入された場合に、ピットストップを前倒しにすることに意味があるか、といったことです。このプログラムを使って、修理のためのピットストップが戦略におよぼす結果を計算することもできます。他の車両と接触した場合、タイヤ空気圧および空力データが一瞬でチェックされ、ドライバーが無線でフィードバックを行います。ドライバーもピットクルーも200 km/h以上の速度で走行している車両の損傷を、目で詳細に確認することはできません。これは、ズールランデンも控える「バトルルーム」と呼ばれる部屋のモニターに表示されます。車両にピットストップが必要かを確認するため、スロー再生が必要な場合もあります。

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