リスタート直後、4番手を走行していた5号車トヨタTS050ハイブリッドのペースが上がらず、第1シケインまでに後方につけていたアウディの7号車、8号車に交わされ総合6番手に後退する。
9周目、ペースが上がらず、トップの2号車ポルシェ919ハイブリッドに差を広げられていた1号車ポルシェに6号車トヨタ、7号車アウディが追いつき三つ巴のバトルに発展。その後、第2シケインの飛び込みでトヨタがアウト側から1号車ポルシェをオーバーテイクした。

これでトップを追う形となった6号車トヨタはペースを上げると、9周目の最終コーナーでトップの2号車ポルシェも交わして、総合トップに浮上。総合2番手にはペースを取り戻したトヨタ5号車も続き、トヨタ勢がワン・ツー体制を構築したが、ピットのタイミングでアウディ・ポルシェに交わされてしまう。しかし、トップのアウディ7号車とは6号車トヨタが15秒差、5号車トヨタが25秒差に続いている。
LMP2クラスはシグナテック・アルピーヌの36号車アルピーヌA460・ニッサンがトップ。LM-GTEプロクラスは91号車ポルシェ911 RSRがクラス首位となっているほか、LM-GTEアマクラスは78号車ポルシェ911 RSRが首位に立っている。