トヨタはまた、トラブルが起きた後の対応について、下記のように説明した。
「不具合発生時、原因が特定されていない段階で、低下したエンジン出力を回復させるべく制御系の設定変更が試みられた。結果的には5号車はファイナルラップを走り切ることができる状態となったものの、その対応には時間がかかり、規定されている6分以内にファイナルラップを終えることができなかった」
「このトラブルの真因については現在、ドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)にて詳細を調査中。なお、今回の原因が第2戦スパ6時間レースでのエンジントラブルとは無関係であることは明らかとなっている」
「今後、同様のトラブルの再発防止のため、TMGで徹底的な原因究明調査を進めている」
