更新日: 2016.07.05 19:33
中嶋一貴が“あの瞬間”を語る。『ル・マン24時間2016』は7/13発売
6月18〜19日に開催された第84回ル・マン24時間耐久レースで、首位を快走しながらもストップした5号車トヨタTS050ハイブリッド。日本中のモータースポーツファンが衝撃を受けた瞬間だったが、あの“瞬間”について、7月13日発売のオートスポーツ特別編集『ル・マン24時間2016』のインタビューのため、決勝から約1週間後、“思ったよりも”元気な姿で編集部を訪れてくれた。
覇者となったポルシェ、そしてアウディと三つ巴の戦いが展開された2016年のル・マン24時間。悲願の初勝利を目指し、ル・マンにターゲットを定めたTS050ハイブリッドで挑んだトヨタは、アンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴組の5号車は夜が明けてから首位にたち、2号車ポルシェ919ハイブリッド、そして僚友の6号車トヨタと激しい首位争いが展開した。
しかし、フィニッシュまで残り6分。『ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクトまわりの不具合によるもの(トヨタからの公式発表)』というトラブルにより、一貴の5号車は突如スローダウンする。
その状況を、帰国後編集部を訪れインタビューに答えてくれた一貴は、7月13日発売のオートスポーツ特別編集『ル・マン24時間2016』のなかで事細かに語ってくれている。パワーを失う直前の偶然とも思える無線の会話の内容、なぜあの位置にTS050ハイブリッドを止めたのか。そして、11分をかけた1周と、レース後多くのメディアに取り上げられた、抱えられるようにピットに戻る真相……等々。
この状況の他にも一貴は、レース後に取った一貴らしからぬ行動、トヨタのドライバーたちとのレース後の夕食会の様子、2016年のル・マンに向けた準備、レース中の心境の変化、最終スティントでTS050ハイブリッドに乗り込むまで、そして一貴にとってのル・マン……と多くのことを語ってくれた。
7000字近くにもおよぶインタビュー全文は、7月13日発売のオートスポーツ特別編集『ル・マン24時間2016』に掲載予定だ。ル・マンのドラマを目撃した人すべてにご一読いただきたい。
『ル・マン24時間2016』詳細はこちらへ
http://www.sun-a.com/sp/le_mans24_2016/