TOYOTA GAZOO Racing WEC第4戦ニュル 決勝レポート
2016年7月24日(現地時間)
トヨタ自動車株式会社
WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間 決勝
TOYOTA GAZOO Racing
実力発揮ならず無念の5位、6位フィニッシュ
7月24日(日)、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースが行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、5,6位という残念な結果に終わった。
TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
決勝レース: 5位 193周、ピットストップ 6回、予選:6番手、ベストタイム:1分41秒277
TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
決勝レース: 6位 190周、ピットストップ 7回、予選:5番手、ベストタイム:1分41秒472
第2戦スパ、第3戦ル・マンで見せたTS050 HYBRIDのパフォーマンスから、高い望みと共に挑んだ第4戦ニュルブルクリンク。しかし、レース序盤に選択したタイヤが路面状況に合わずタイムを失った。それ以降、上位を争うことは出来なかった。
TS050 HYBRID #5号車は優勝したポルシェ#1号車から1周遅れの5位、#6号車はトラブルにも見舞われて修復に時間がかかり、4周遅れの6位に終わった。
ニュルブルクリンク以降、今シーズン後半戦のレースへ向けて開発された超ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDのデビューは残念な結果となってしまったが、レース終盤のラップタイムで競争力を示せたのは次戦以降へ向けての励みとなった。