体制発表後、初めてのテストとなったGT SPORT・モチュール・チームRJNの23号車GT-Rをドライブしたルーカス・オルドネスは2018年モデルについて次のように語った。
「新しいマシンで初めてトラックを走るのはチームとドライバーにとって、いつでもチャレンジングだ。新しいGT-RニスモGT3は日本のニスモの皆が開発に力を注いでくれたおかげで、とても多くの箇所で進化を感じることできたよ」
「今回のテストでは新しいクルマの特性を知り、さらなる改善を行なうためにより多くの走行距離が必要と考えていた。走行データはレースに欠かせないものだからね。(テストを終えた)今は、モンツァでのレースが待ちきれないんだ」
また、エミール・フレイ・レーシングの114号車レクサスRC F GT3をドライブするクリスチャン・クリエンは「これまでのテストを通じて分かったのは、RC F GT3が素晴らしいマシンだと言わざるを得ないことだ」と愛機を評する。
「このクルマはコースに出てすぐに余裕のある走りができる。これは良い兆候だよ」
「テスト中の進歩に満足しているし、クルマの信頼性も確認できた。僕たちはエミール・フレイ・レーシングがこのシリーズで成功するための適切なピースを手に入れたと考えているんだ」
ポール・リカールでのテストを終えたブランパンGTシリーズは4月6~8日、ベルギーのゾルダーでスプリントカップの開幕戦を迎え、ニッサンやポルシェ、マクラーレンなどが参加するエンデュランスカップは2週間後の4月20~22日にイタリア・モンツァで開催される。




