ポルシェの離脱により一騎打ちになった首位争いは結局2.158秒差でブールマンが99号車BMWを駆るニッキー・キャツバーグを振り切ってトップチェッカーを受けた。
総合3位はエドアルド・モルタラ、ダニエル・ジュンカデラらを擁するメルセデスAMGチームHTPが入り、メルセデスAMG勢がワン・スリー・フィニッシュ。総合4位/SP-Xクラス1位はスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスの705号車SCG003c、総合5位はアストンマーチン・レーシングの7号車アストンマーチンV12ヴァンテージGT3、ポールスタートの8号車アウディは総合6位でのフィニッシュとなっている。
“ノルドシュライフェ”に挑戦している日本勢では、TGRの56号車レクサスLC(土屋武士/松井孝允/蒲生直也組)が総合首位から2周遅れの39ラップを走破し、総合18位/SP-Proクラス1位(参戦1台)で完走を果たす一方、SP3Tクラスの90号車スバルWRT STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック組)は新開発のトランスミッションにトラブルが発生し、リタイアを余儀なくされている。
ニュルブルクリンク24時間の“本戦”は5月10日から開催され、12日(土)から13日(日)にかけて24時間の決勝レースが行われる予定だ。

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