更新日: 2018.04.19 12:22
IMSA:ポルシェ WSCC第3戦ロングビーチ レースレポート
プレスインフォメーション
2018年4月17日
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)第3戦/ロングビーチ
報われなかった911 RSRの強力なパフォーマンス
ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のポルシェ911 RSRは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権ロングビーチでのIMSAウェザーテック スポーツカー選手権第3戦において、ローレンス・バンスール(ベルギー)とアール・バンバー(ニュージーランド)が駆る912号車が一時は首位を走るもトラブルに見舞われ、惜しくもリタイアとなりました。
セブリング12時間レースにおいて今シーズン初勝利を飾ったもう一台の911 RSR 911号車をドライブするパトリック・ピレ(フランス)/ニック・タンディ(英国)のペアはGTLMクラス6位でチェッカーを受けました。
カリフォルニアの狭い市街地コースで開催されるIMSA選手権の最短レースにおいて、バンスールと912号車をシェアするバンバーが100分間のスプリントレースで、ゴール22分前までレースを優位にすすめましたが、その後、サスペンションの損傷でピットインし、そのままリタイアを喫しました。
モンテカルロの絵葉書のような太陽、海、椰子で彩られたロングビーチの会場で、最大出力510PSを誇る911 RSRは、今シーズン初めてフロントグリッドからスタートしました。
ローレンス・バンスールは、このアドバンテージを活かして1周目で速やかにリードを奪い、追撃を何度も交わしてポジションを守りました。38分後、セーフティカーの出動中に912号車をアール・バンバーに引き継ぎました。
バンバーは、先にピットインしたBMWに続いて2番手でコースに戻り、瞬く間に差を縮めました。見事なオーバーテイクで首位を奪還した後、GTLMクラスの強豪を引き離します。
しかしその後、サスペンションの損傷でリタイアを余儀なくされました。ポルシェ911 RSR 911号車のパトリック・ピレ/ニック・タンディ組は、最初のピットストップの後にさまざまなアクシデントに見舞われ、順位を上げることは適いませんでした。