レース1の終了から3時間半後にスタートを迎えたレース2のグリッドは、チームWRTの17号車アウディ、88号車メルセデス、1号車アウディというオーダーに。
スタートはレース1と同様に後方集団のなかでアクシデントが発生。レース開始後すぐにセーフティカーが入る。
12分後のレースリスタート後は、正式スタート直後の1コーナーで3番手から2番手に順位を上げた1号車アウディのミースが17号車アウディのベルビッシュとバトルを開始。2台のバトルはピットウインドウ・オープンとなる25分過ぎまで続けられていく。
迎えたレース中盤のピットタイミングではスタートから26分後にいち早く1号車アウディが動き、アンダーカットを狙う。対する17号車アウディはそこから3ラップ後の20周目にピットに戻った。
17号車アウディがコースに復帰すると2台はレオナルド駆る17号車アウディがわずかに前という状態で1コーナーへ突入。スプリントカップの前年王者であるレオナルドは、アウトラップという苦しい状況のなか、すでにタイヤが温まっている1号車アウディ猛攻をしのぎポジションキープに成功すると、自らのスティントである30分間ポジションを守り抜いてみせた。
1号車アウディはレース1に続いて2位表彰台を獲得。3位にはレース1を悔しい想いで終えたアテンプト・レーシングの66号車アウディが入り、アウディ勢がワン・ツー・スリーフィニッシュを達成している。



