更新日: 2018.06.22 13:30
【ブログ】“スパウェザー”皆無の暑い週末。ドライバーたちの勝負魂も熱かった!/WECスパ現地ルポ第2回目
決勝日朝のピットウォークが始まりました。こちらはチームオーナーさんにのっぴきならない事態が発生し、スパ戦からの撤退を余儀なくされたマノー・
ジネッタさんです。店じまいオーラが半端ありませんがこの先どうなってしまうのでしょうか……? チームは優秀なだけに勿体ない感じがします。
そして私が気になったのが今年からLM-GTEプロクラスに参戦しているBMWチームMTEKのベルトポール・パーテーションです。洗練されたデザインでちょっと欲しくなります。
さあ、決勝レースです! 今年はオー・ルージュを立ち上がった先、ケメル・ストレートエンドで撮影です。リカルド・ゾンタさんを一躍有名にしたストレートですね。
フォーメーションラップが始まりましたが、このシーン撮影中、脳内では『西部警察』のメインテーマが流れています。
こちらは2回目のセーフティカー後のアロンソ様です。国際映像でもオンボード映像付きでバッチリ映されていましたが、LM-GTEの大集団を片輪コース外走行でぶち抜いて行きます。
F1ではいろいろ言われているようですが流石です。ただし、これをル・マン24時間でやるのはお勧めできません。
アロンソ様の走りも熱かったですが、決勝日の気温もかなりのものでした。中継映像のカメラマンも思わず裸足です。親指がとても長かったのが印象的でした。
レース終盤はバスストップ・シケインでレースを楽しみます。中継で放映されていたかどうか知りませんが、激アツバトルだったのがLM-GTEアマクラスのトップ2台です。
“本家”アストンマーチン・レーシングとカスタマーチームのTFスポーツというアストンマーチン勢同士の争いではありますが、激しいバトルで観客を沸かせます。凄いのは必ず相手の走行ラインを残して接触しないということ! ル・マン24時間、LM-GTEアマクラスからも目が離せません。
レース終盤もいろいろありましたがアロンソ様、トップチェッカーです。ところがゴールライン上のフラッグタワーではチェッカーフラッグが振られません。
もうストレート上ではバンバン花火が上がってしまっていて一時オフィシャル達が大混乱です。結局うやむやになりましたが、世界選手権でもこんなことがあるんですね。
表彰台に立ったアロンソ様、うれしそうです。控えめな拳が可愛いですが、写真を連続で見ると何度も上下に動かしていました。
しかし何度も言いますが、中嶋一貴さんの横にフェルナンド・アロンソが居る。未だに不思議な感じがします。誰が想像できました?
こちらはLMP2クラスで優勝したGドライブ・レーシングのロマン・ルシノフさん。いつ見てもシュッとしていてカッコイイ方ですが、いつ見ても“俺様感”が半端ありません。いつか『ロマン・ルシノフ俺様伝説』的な企画をやってみたいと思うのですが、興味ある方いらっしゃいますでしょうか?
あまり報道されていませんが、LM-GTEアマクラスではクリアウォーター・レーシングの澤圭太さんがクラス3位に入っています。表彰式ではひたすらシャンパンをかけられてこの表情です。激戦のLM-GTEアマクラスで3位入賞、素晴らしいです! ル・マン24時間に期待しましょう。
唐突ですが、これは2012年のWECスパ車検日の写真です。あれから早6年、思い返すと感慨深いものがあります。
それでは最後に昔のメントスのCMに登場しそうなグリッドガール・グリッドボーイでお別れです。
スパからお伝えたした本ブログ、最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。