一方、今シーズン最上位となる総合3位表彰台を獲得した77号車マツダのジャービスは「信じられないレースだった! チームが用意してくれたマツダRT24-Pはまさにファンタスティックなコンディションで、僕は自分自身のレースを満喫することができた」とコメント。
「今日のアキュラ(・チーム・ペンスキー)と僕たちのクルマの4台によるバトルは本当に楽しかった。しかし、幾度となくバックマーカーに引っかかってしまったのは残念だった」
「とはいえ、今季ここまでのマシンの進歩は顕著であり、チームには本当に感謝している。(次戦の)デトロイトでは、なんとしても勝ちを手にしたいね!」
また、マツダ・モータースポーツのジョン・ドゥーナン代表も今回の結果について「我々のプログラムにとってまたひとつのステップとなったと言えるだろう」と語っている。
「結果にはさまざまなファクターが絡むもののだが、我々のマシンは優勝できるペースが築けていたと考えている」
「トラフィックの処理は最初からストラテジーに盛り込み済みで、そこに挑戦する以外に手はないんだ。レース毎に改善を見いだすことがプログラムにとって大切で、今回のポディウムは大きな進歩といえる。次のデトロイトでは、優勝を目指して、さらに進歩を続けていくよ」
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの次戦、第5戦は6月1~2日、デトロイトのベルアイルでインディカーの併催レースとして開催。マツダが参戦するプロトタイプクラスと、GTデイトナクラスのみが出走する同イベントのレース時間は1時間40分だ。


