トヨタの広報担当者は「このスケジュールのバッティングは当初から分かっていたことだし、ポールリカールでのリョウの代役を探さなくてはならないと考えていた」とコメントした。
「我々は直近のLMP2での経験に基づいてマイクにオファーしたところ、彼はその機会を喜んで受け入れてくれた」

また、同じLMP2カテゴリーでは地元フランスのIDECスポーツ・レーシングが、先のレッドブルリングでの欠場から復帰。これにより、リジェJS P2・ジャッドが1台増加し、エントリー台数は11台となっている。
その中の1台となるアイルランドのチーム、マーフィー・プロトタイプは、まだエントリードライバーを発表しておらず、チームオーナーのグレッグ・マーフィーはポール・リカール戦を走らせることは決めているものの、「まだ複数のドライバーと交渉中」であるとコメントしている。
同チームはこのポール・リカールで、新しい『アヴェ-ライリーAR2 LMP3』をデビューさせる予定でもいたが、いまだ出走ホモロゲーション取得に向けた開発の遅れが続いている。