こうした活躍によって86号車NSXは現在、48号車ランボルギーニ・ウラカンGT3を走らせるポール・ミラー・レーシングに次ぐチームランキング2位、ドライバーランキングでもレッグがトップとわずか3ポイント差の2位につけている。チームは今後、フル参戦している93号車NSXに加えて86号車NSXもシーズン残り5戦に出場させ、NAECでの王座獲得と同時にウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ・GTDクラスのシリーズチャンピオン獲得を目指していく。
「我々は今、チャンピオンシップの上位につけているため、この勢いを維持しさらに上へ行きたいと思っている」と語るのはチームオーナーのマイケル・シャンク氏。
「2台を同時にエントリーさせたい気持ちはあったが、そのマネジメントのために我々の組織に犠牲があってはならないと考えていた」
「そうしたなかで長年に渡ってサポートしてくれているスポンサーと新しい支援者たちが我々に手を差し伸べ、(チャンピオン獲得に向けて)最後まで戦い続けることを助けてくれることに、とても感謝している。今回、86号車NSXの参戦継続が確定したので我々はチャンピオンシップに集中することができる」
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ第8戦ライムロック・パークのエントリー数は当初18台だったが、MSRの追加エントリーによって、GTル・マン(GTLM)とGTDの2クラスで合計19台となっている。
