「ダブル表彰台という結果でシーズンを終えられたことは、大変素晴らしいことだ。我々はこの勢いに乗って次のシーズンに向かうことができる」と最終戦を総括したのはマツダ・モータースポーツのジョン・ドゥーナン代表。
「もちろん(表彰台の)頂点に立つためにここに来ているので、完全には満足していまない。しかし、このような結果を勝ち取ったチームの素晴らしい努力には感謝しているんだ」
「マツダ・チームヨーストとマルチマティック社のおかげで、このレースカーを仕上げることができ、(エンジンメーカーの)AERも信頼性向上に大きく寄与してくれた。我々は今後、2019年のデイトナ24時間で勝利することに集中していくつもりだ」
■ディ・グラッシ「マツダチーム・ヨーストと一緒に戦えて光栄」
また、WEC富士との日程重複のため今戦を欠場したハリー・ティンクネルの代役として55号車をドライブしたフランキッティは「僕たちが最後の1時間は、燃料消費量的に調子が良いということはわかっていた」と語る。
「我々のマツダRT24-Pは今日、燃費に優れていた。そのアドバンテージがこの結果をもたらしたと言っていいだろう」
「レースでは、とにかくがむしゃらに集中したよ。勝利を手にできなかったことは、少し悔しけれど、ノーズとテールを交換しなければならなかったし、多くのトラブルから順位を取り戻して2位、と3位で終えられたのはとてもいい結果だと思う」
「マツダUSAのため、僕たちは本当に勝ちたいと強く思っていた。チームメイトのジョナサン(・ボマリート)とスペンサー(・ピゴット)は驚くべき仕事をしてくれたんだ。彼らには本当に感謝しなければならない。チャンスがあれば、またこのチームで挑戦したいね」
77号車の助っ人して初めてIMSAの最高峰スポーツカーレースに出場したディ・グラッシは「僕にとって初めてとなるIMSAのレースをマツダとともに戦えて光栄だ」とコメントすると、「オリバー(・ジャービス)とトリスタン(・ヌネス)と一緒に、(マツダにとって)今年最高の結果を手に入れられて、とてもうれしく思うよ」と続けた。
「僕はこのチームをとても誇りに思う」
「彼らはみな素晴らしい仕事をしてくれた。とても難しいこのトラックで良いレースをするために、みんな10時間レースのあいだ一生懸命戦っていたからね。僕はチーム、マシン、メカニックやチームメイトのドライバーたち全員をとても誇らしく思っているんだ」


