「(チャンピオンの獲得がうれしい反面)ラファエル(・マルチェッロ)とタイトルを分け合えないことが少し残念だよ。なぜなら、僕たちは今シーズンほぼ一緒にレースをしていたんだ」とボーティエはIGTC公式サイトに語った。
「このタイトルは、サンエナジー1・レーシング、メルセデスAMG、AKKA ASP、そして今季のレースをともに戦ったすべての人たちとチームの努力の結果だと思っているんだ」
一方、メルセデスAMGは初のGT3マニュファクチャラーズタイトルの獲得を目指したものの、アウディ勢がワン・ツー・フィニッシュを飾ったことでリードを守りきれず。ライバルにメーカータイトル3連覇を許してしまった。
決勝4位以下は、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのGTDクラスに参戦しているライト・モータースポーツが走らせる911号車ポルシェ911 GT3 R、アウディスポーツ・チームWRTの17号車アウディR8 LMS、ベントレー・チーム・Mスポーツの8号車ベントレー・コンチネンタルGT3と続き、序盤に首位を争った43号車メルセデスは総合7位となっている。
GT3プロ・アマクラスではストラッカ・レーシングのニック・レベンティス、デイビッド・フマネッリ、フェリペ・フラガ組42号車メルセデスAMGが、クラス2番手に8周差をつける圧勝劇を披露。GT4クラスはリヤデン・レーシングの626号車アウディR8 LMS GT4がクラス優勝を飾った。
全4戦で争われたIGTCは今戦をもって2018年シーズンを終え、2019年シーズンは2月2~3日、オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで行われるリキモリ・バサースト12時間レースで開幕を迎える予定だ。


