トヨタ自動車 プレスリリース

中嶋一貴:
予選アタックの1周目、最後のセクターで挙動が乱れ僅かにタイムをロスしましたのが、原因を分析する必要があります。概ねTS050 HYBRIDは好調でしたが、混雑のなかで1周のアタックをまとめるのは困難でした。決勝レースへの準備は出来ていますが、壁の迫る狭いコースで混み合う中での長いリスキーなレースになります。クリーンなレースを心掛ければチャンスは必ず来ると思います。

セバスチャン・ブエミ:
狭いコースに多くの車両がいて、混み合う中でのアタックはとても困難でした。もう少し良いタイムも出せたはずですが、予選順位を上げられる程ではありませんでした。我々はライバルに対し後れを取りましたが、その差はそれほど大きくはないですし、いつも決勝レースでのペースは予選より良いので、簡単ではありませんがチャンスはあるはずです。今日の内容には満足しており、良い結果のために更なる努力を続けます。

小林可夢偉:
昨日は我々にとって厳しい一日だったと思いますが、#5号車のタイムに近づいたレベルまで到達することが出来ました。このコースでのTS050 HYBRIDの感触は悪くありません。完璧なセットアップをするには時間が足りなかったのは確かですが、短い時間の中ではよくやれたと思います。明日の決勝を楽しみにしています。

ステファン・サラザン:
予選アタックはマイクと可夢偉が担当しましたが、私もメキシコでの充分な走行が出来ていなかったため、予選セッションを走りました。午前中の公式練習3回目では2周しか出来ず、コース習熟のために更なる周回が必要でした。3周だけではありましたが、少しでも走行経験が出来たことは決勝を戦う上での助けになってくれるはずです。

マイク・コンウェイ:
我々はこの週末、充分な周回が出来なかったため、予選セッションも最大限に利用しました。もう何周かできればタイムは縮められたとは思いますが、順位に大きな違いは無かったでしょう。昨日我々に起こったことを考えれば悪くない結果です。車両修復のために長く厳しい夜を過ごしたクルーに本当に感謝しています。彼らの努力に報いるためにも決勝レースでは良い結果を目指します。

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