同じくプロクラスに挑むRモータースポーツは、2019年からアストンマーチンブランドを背負ってDTMドイツツーリングカー選手権に参戦する準ワークス的存在。2018年は2台体制でブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに初参戦すると、総合優勝1回、3度のポールポジション獲得という好成績を残している。
そんなチームはブランパンGTシリーズでV12バンテージGT3のステアリングを握ったジェイク・デニスとマービン・キルヒホーファーの起用をアナウンスしているが、第3ドライバーについては現時点で確認されていない。
唯一プロ・アマクラスに参戦するビーチディーンAMRはブリティッシュGTで活躍するチームで、ガルフ12時間にはアンドリュー・ハワード、ヒューメイド・アル・マサッド、クリス・ダイソン、そしてアストンマーチンワークスドライバーのロス・ガンという布陣で挑む。
「2019年初頭に予定しているホモロゲーション登録を前に、主要パートナーチームが新型バンテージGT3でアブダビの耐久レースに参戦することは今後のマシン開発における大きなステップとなるだろう」と語るのはアストンマーティン・レーシングのデビッド・キング社長。
「バンテージGT3はトップレベルのカスタマーチームがレースを戦うために造られたマシンだ。我々はこのクルマがガルフ12時間で優勝争いに加われると確信している」
「また、今回参戦するパートナーチームから得られるデータは、2019年から幅広いカスタマーに供給することになる新型マシンのさらなる開発と改良に大いに役立つはずだ」
2018年大会で8回目の開催を数えるガルフ12時間はふたつの6時間レースで構成され、12月15日9時(日本時間14時)にスタートが切られる予定だ。
