暫定3番手となった1号車レベリオンは、ロッテラーが2度目のアタックで1分42秒869という全体2番手のタイムをマーク。トップ2の牙城は崩せなかったものの、首位7号車トヨタと0.287秒差に迫った。総合4番手にはステファン・サラザンとイゴール・オルドジェフがアタックを担当したSMPレーシングの17号車BRエンジニアリングBR1・AERがつけている。
LMP2クラスは前日のFPから好調のジャッキー・チェン・DCレーシング勢が速さをみせ、38号車と37号車オレカ07・ギブソンが“地元”でワン・ツーを獲得。これにドラゴンスピードの31号車オレカ07・ギブソンが続くトップ3となった。
今戦、シボレー・コルベットC7.Rを走らせるコルベット・レーシングがスポット参戦しているLM-GTEプロクラスでは、ニッキー・キャツバーグ駆るBMWチームMTEKの81号車BMW M8 GTEがファステストを記録した。
しかし、アベレージタイムではフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの66号車フォードGT(ステファン・ミュッケ/オリビエ・プラ)が上回りクラスポールを獲得。81号車BMWは2番手、3番手はアストンマーチン・レーシングの97号車アストンマーチン・バンテージAMRがつけている。
LM-GTEアマクラスは上海を得意とするペドロ・ラミー、ポール・ダラ-ラナ、マティアス・ラウダ組98号車アストンマーチン・バンテージが2分01秒884という平均タイムで今季初のクラスポールを獲得した。
この上海ラウンドで澤圭太、ウェン-サン・モク、マット・グリフィンという布陣での参戦が最後となるクリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488 GTEはクラス6番手。石川資章率いるMRレーシングの70号車フェラーリ488 GTEはクラス9番手からスタートを迎える。
WEC“スーパーシーズン”第5戦上海は、18日(日)11時00分(日本時間12時00分)に6時間レースのスタートが切られる予定だ。



