1月24日に開幕するデイトナ24時間では、ニッサンDPiの他にも懐かしいカラーリングが復活する。
アキュラ・チーム・ペンスキーが走らせる2台の『アキュラARX-05』は、91~93年にかけてGTPライトクラスで3年連続チャンピオンを獲得したコンプテック・レーシングのアキュラ・スパイスでみられたデザインを踏襲。
元はホワイトを基調にブラックとオレンジのラインが入っていたマシンの側面に、オレンジの差し色が多く入ることとなった。また、この新デザインには、プレミアムオーディオシステムのELS STUDIO 3Dとチームの新たなパートナーシップも組み込まれているという。
また、GTル・マンクラスに参戦しているフォード・チップ・ガナッシ・レーシングは、2台のフォードGTに2種類の新カラーリングを用意した。
まず1台目の66号車フォードGTは、85年のデイトナ24時間でGTOクラス優勝を飾った、ラウシュ・レーシングのフォード・マスタングのカラーリングを再現したものに。このホワイト×レッドのカラーリングにより16年の登場以来、一貫して星条旗をイメージしたトリコロールカラーが採用されていたフォードGTが、初めてツートンカラーを披露することとなる。
もう一方の67号車の新デザインは、チームのスポンサーのひとつである、カストロールを前面に出したグリーン、ホワイト、レッドからなる伝統のカストロールカラーだ。チップ・ガナッシは事前の公式テストで真っ白なマシンを走らせ、デイトナの本戦ではリバリーカラーとすることを予告していたが、いずれもこれまでのイメージから大きく異なるカラーリングとなっている。
50周年を迎えるIMSAが運営する北米スポーツカーシリーズの最高峰、ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップは1月24~27日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開幕戦が行われる。



