更新日: 2019.01.30 11:51
小林可夢偉が日本人4人目のデイトナ24時間制覇。アロンソとともに10号車キャデラックに栄冠もたらす
この他のクラスでは、最終盤にクラッシュを喫した18号車オレカ(パストール・マルドナド/ロベルト・ゴンザレス/ライアン・カレン/セバスチャン・サーベドラ組)がLMP2クラスを制し、同クラス初のデイトナウイナーに。同2位はトップから4周遅れながら完走を果たしたパフォーマンステック・モータースポーツの38号車オレカ、3位にはドラゴンスピードの81号車オレカが入っている。
GTル・マン(GTLM)クラスではBMWチームRLLの25号車BMW M8 GTE(アウグスト・ファーフス/コナー・デ・フィリップ/フィリップ・エング/コットン・ヘルタ組)がデイトナ初優勝。今レースの前に急逝したチャーリー・ラム氏に勝利を捧げた。
同クラスのなかで唯一1台体制で参戦するリシ・コンペティツィオーネの62号車フェラーリ488 GTEがクラス2位を獲得し、同3位はフォード・チップ・ガナッシ・レーシングの67号車フォードGTが獲得している。
GTデイトナ(GTD)クラスはGRTグラッサー・レーシング・チームの11号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ(ロルフ・イナイヒェン/ミルコ・ボルトロッティ/クリスチャン・エンゲルハート/リク・ブロウカーズ組)が大会2連覇とエボモデルのデビューウインを達成した。
クラス2位は同じくエボモデルを投入したチーム・モンタプラスト・バイ・ランドの29号車アウディR8 LMSが獲得。3位には今戦がデビューレースとなったエイム・バッサー・サリバンの12号車レクサスRC F GT3が入っている。また、僚友14号車レクサスも6位入賞を果たした。
なお、2台のアキュラNSX GT3エボで参戦したマイヤー・シャンク・レーシングは、86号車NSXがクラス5位、57号車NSXはクラス13位で2019年最初のレースを終えている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの次戦、第2戦セブリング12時間は3月13~16日、フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われる。