LMP2クラスはダンロップタイヤを履くジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車、37号車オレカ07・ギブソンがワン・ツー体制を築いた。クラス3番手にはミシュランを装着するシグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車アルピーヌA470・ギブソンが入っている。
地元シボレーが加わり6メーカーでの争いとなっているLM-GTEプロクラスは、上位6台が1分57秒台に並ぶ接戦が展開された。
そのなかでクラス2、3番手につけたフォード・チップ・ガナッシ・チームUK勢を抑え、ポルシェGTチームのマイケル・クリステンセン/ケビン・エストーレ組92号車ポルシェ911 RSRが、1分57秒500というアベレージタイムでクラストップを奪取した。
LM-GTEアマクラスではクリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488 GTEがクラッシュを喫したため予選最後尾となった一方で、デンプシー・プロトン・レーシングの77号車と、マシン炎上から復活を遂げたチーム・プロジェクト1の56号車によるポルシェ同士のポール争いが白熱。
赤旗中断を経て決した勝負の行方は、0.145秒差でWEC全戦出場を継続中のクリスチャン・リード率いるプロトン77号車ポルシェ911 RSRに軍配が上がった。3番手には予選前のFP3でクラッシュしてしまったアストンマーティン・レーシングの98号車アストンマーティン・バンテージが入っている。
“スーパーセブリング”の通称で呼ばれる2018/2019年WEC第6戦セブリングは、15日16時(日本時間16日5時)に最大8時間で争われる1000マイルレースのスタートが切られる予定だ。








